2025年大阪・関西万博において、AICEP(ポルトガル貿易投資庁)は6月10日に「ポルトガルの日」「カモンイスの日」および「在外ポルトガル人コミュニティの日」を記念し、ポルトガルの参加テーマ「海、青の対話(Ocean, The Blue Dialogue)」に沿った文化的かつ制度的なプログラムを実施しました。
祝賀行事は、「詩の海/Ocean of Poetry」展のオープニングから始まりました。この展示では、ルイス・デ・カモンイスやジョゼ・サラマーゴなどのポルトガル人作家による「縦書きの詩(Vertical Poems)」が紹介され、日本の伝統に倣い、詩を装飾要素として取り入れたインスタレーションが展開されました。
続いて、アーティストADD FUELによるアート作品「ア・ジャネラ(A Janela)」が披露されました。この作品には、老舗のヴィウヴァ・ラメーゴ工房で手描きされたアズレージョ(タイル)が使用されており、ポルトガルの陶器文化と現代的なビジュアル表現が融合しています。
祝賀行事は、「詩の海/Ocean of Poetry」展のオープニングから始まりました。この展示では、ルイス・デ・カモンイスやジョゼ・サラマーゴなどのポルトガル人作家による「縦書きの詩(Vertical Poems)」が紹介され、日本の伝統に倣い、詩を装飾要素として取り入れたインスタレーションが展開されました。
続いて、アーティストADD FUELによるアート作品「ア・ジャネラ(A Janela)」が披露されました。この作品には、老舗のヴィウヴァ・ラメーゴ工房で手描きされたアズレージョ(タイル)が使用されており、ポルトガルの陶器文化と現代的なビジュアル表現が融合しています。

文化プログラムの一環として、ファド歌手カルミーニョによるコンサートが万博会場内のナショナルホールで開催されました。このイベントは、ポルトガル政府観光局(Turismo de Portugal)が主催した「ポルトガルの日」記念事業の一部です。悪天候にもかかわらず、約700人が来場し、会場は満席となりました。コンサートの終盤には、カルミーニョが日本の伝統曲「知らず(Shirazu)」を披露しました。
公式レセプションでは、ミシュラン一つ星を獲得し、2023年の「シェフ・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたヴァスコ・コエーリョ・サントス氏が、ポルトガル料理を代表するメニューを紹介しました。
公式レセプションでは、ミシュラン一つ星を獲得し、2023年の「シェフ・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたヴァスコ・コエーリョ・サントス氏が、ポルトガル料理を代表するメニューを紹介しました。

同日、「Umi in Dotonbori」キャンペーンも開始されました。これは、ポルトガル公式マスコット「ウミ(Umi)」の3D映像を道頓堀の大型デジタルスクリーンに投影するプロジェクション企画です。本キャンペーンは市内300以上のスクリーンに展開され、2週間で約300万インプレッションを見込んでいます。
式典において、ポルトガル政府全権代表のジョアナ・ゴメス・カルドーゾ氏は、ポルトガル館が開館以来60万人以上の来館者を迎えたことを報告しました。この数字は、万博全体の訪問者数の9%を占めています。同氏はまた、ポルトガル館が文化・経済・イノベーションを世界に発信する重要な拠点であると強調しました。
式典において、ポルトガル政府全権代表のジョアナ・ゴメス・カルドーゾ氏は、ポルトガル館が開館以来60万人以上の来館者を迎えたことを報告しました。この数字は、万博全体の訪問者数の9%を占めています。同氏はまた、ポルトガル館が文化・経済・イノベーションを世界に発信する重要な拠点であると強調しました。

駐日ポルトガル大使のジルベルト・ジェロニモ氏は、ルイス・デ・カモンイスの生誕500周年と、ポルトガルと日本の500年にわたる交流の歴史に言及し、ポルトガルの出展テーマとして「ポルトガル語」、「海洋の持続可能性」、「異文化間対話」の三本柱を挙げました。
AICEP理事のジョアナ・ガスパール氏も式典に出席し、イベントにはポルトガルの企業、自治体、地域も参加しました。
AICEP理事のジョアナ・ガスパール氏も式典に出席し、イベントにはポルトガルの企業、自治体、地域も参加しました。
ポルトガルのマスコット「UMI」の3D映像を大阪で体験しよう
